【感想】自宅で本格的な事件捜査気分が味わえる「DETECTIVE X CASE FILE #1 御仏の殺人」

謎解き

こんにちは、謎解き大好き那古野みあです。

少し前にSCRAPの犯罪捜査ゲームDETECTIVE X CASE FILE #1 御仏の殺人を遊びました!

ゲームキットがSCRAPの店頭にて販売されていたので、リアル脱出ゲームの帰りに気になって買ってみました。

A4サイズぐらいの箱

「本格犯罪捜査ゲーム」というだけあって、今回は謎解きではなく推理をしていきます。

サイトに答えを入力して進めていくので、オンライン謎解きに近いゲームです。

箱の中から出てくる資料のリアリティがすごくて、本当に探偵になったような気分でした!

直木賞受賞された作家の道尾秀介さんが全編執筆されているとのことで、ストーリーも読みごたえのあるものでした。

すっごく面白かったので、遊んだ感想を紹介します。

ネタバレには配慮しますが、気になる方は気をつけてくださいね。

あらすじ

ある日、過去の未解決事件を担当している記者から手紙が届きます。

内容は「過去に起きた住職殺人事件を解決に導き、連載を続けたい」というもの。

手紙には、警察の捜査資料の一部も導入されていた。

容疑者たちが見せる裏の顔、不可解な被害者の日記、見つからない凶器──。
さまざまな事象が複雑に絡み合ったこの事件を、あなたは解決することができるだろうか?

公式サイトから抜粋

とのことで、プレイヤーは記者の手伝いという形で捜査を進めていきます。

自分の家にいたまま、手元の資料のみで捜査を進めていくという形が安楽椅子探偵になったような気分でワクワクします!

難易度

全体の難易度は10段階中7~8ぐらいに感じました。

今回は一人で挑戦しまして、休憩をはさんで5時間30分でクリア。

想定所要時間は3~4時間なので、時間かかってしまった方かな~と思いますが、ヒントは使用せずに解決できたので嬉しかったです。

推理はあまり得意ではないのですが(演じすぎた男とか全然ダメだった)、楽しく最後まで推理を続けられたのでちょうどいい難易度だったなと思います。

終盤までは割とサクサクですが、一度詰まると全然思いつかなくて仮眠とったりしてました。

ブラフもあるぞ

遊んだのが少し前なので記憶があやふやなのですが、

事件解決に必要の無いことに関しても情報が用意してあったように記憶してます。

手当たり次第にやるのではなく、きちんと考えて捜査しないといけないな、と思いました。

余韻の残る物語

推理が楽しいのはもちろんなのですが、先の読めないストーリーが良かったです。

進行していくための文章は「記者からの手紙」とかなのですが、本当に推理小説を読んだり、刑事ドラマみたような気分になりました。

「きっとこれだ!」と思えば裏切られたり、「もしかしてこれって……?」と予測をしながら資料を紐解いていくのですが一筋縄ではいかない事件だったなと思います。

あっちやこっちに感情移入しながら進めていくと、何とも言えない気持ちになります。

何度「あぁ~~~!!」と頭を抱えたことか。

特に、最後の演出がすっごく良かったです。

資料が「それっぽい」

一番ワクワクしたのが、資料のリアリティです。

特に、警察の捜査資料(と思わしきもの)なのですが、コピー紙の汚さが「実物見たことないけど、これは本物だ!!」って思わせる質感でした。

印刷が荒くて、黒い点とかがたくさん入ってて、学校で配られる、わら半紙のプリントを思い出しました。

コピー用紙以外にも資料がたくさんありました!

なので、解くときには机とか資料広げるスペースがあると良いですね。

資料のバリエーションが豊かでした。

推理していく中で「刑事や探偵がやっていそうなこと」がたくさんできます。

色んな資料を紐づけて、予想を建てながら進めていくのが本当に面白かったです。

リアル体験が良い

普段のイベントではやらないようなリアル体験が出来るのも、自宅だからこそだと思います。

「これやって良いのかな……?」と少しドキドキしながらチャレンジしてみたり。

予想していたことが起こって「すごい!」と感激したり。

良く作ったなと感心しちゃいます。

続きあったら遊びたい!!

今回、#1とナンバリングされているので、もしかして続きを出してくれるのかな~?と期待しちゃいます。

いつもの謎解きと違う本格捜査ゲームすごく楽しかったので、ぜひ続編が出来たら遊びたいな!!

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